姫と王子
PRINCESS 2

第5話 パシリ

 
 
あたしはじっと
東宮の言葉を待つ。
 
それでもなかなか
言わない東宮。
 
いったいなに!?
 
 
「・・・お前、
俺のパシリな」
 
 
 
・・・・・・・・・は!?
 
 
やっと東宮が
口を開いた…と
思ったら、なにその
発言!
 
パシリ!?!?!?
冗談じゃないわよ!
 
って言うか、
なんでやること
前提なの!?!?
 
普通は、"やって"
とか、"お願いします"
とか言うんじゃないの!?
 
 
東宮の場合、
"パシリな"…って!
もうあたし、こいつの
パシリ決定なの!?!?
 
 
「なに言ってんの、
あんた。そんなの
絶ー対お断りよっ!!」
 
「お前に拒否権は
ねーんだよ」
 
 
はいぃ〜!?!?!?!?
 
 
「は?嫌なもんは
嫌って言ってる
じゃない!!」
 
 
< 62 / 62 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

LOVER'Sハウス
妃稀/著

総文字数/104,635

恋愛(その他)183ページ

表紙を見る
君に届け【短編】
妃稀/著

総文字数/15,940

恋愛(その他)27ページ

表紙を見る
キャラ座談会
妃稀/著

総文字数/3,893

その他13ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop