月と太陽。

理解できない

美月「・・・裕輔の事だけど・・・。」

太陽「は??如月が何だよ??」

美月「やっぱり、信じれないよ。渡辺くんが殺してないなんて。」

太陽「あ??玲央だろ??俺ぢゃねぇーよ。」

美月「は??何??言い逃れ??転校した人の名前出すんだ。」

太陽「授業中なんだけど。黙ってくれない??」

うるさいな。

この女。

授業中なんですけど!!!

美月「宮川 玲央くん。あんたと何にも関係ないぢゃない。」

太陽「昔っからの親友ですけど。」

美月「・・・。親友に、罪を着せようとするの??」

太陽「テメェに関係ねぇだろ??」

美月「関係なくないっ!!!」

太陽「玲央が殺したんだよ。玲央が。」

美月「いい加減にしなよっ!!!」

太陽「うっぜ。あ。長谷川 美月には言うなよ。」

美月「は??」

太陽「玲央は長谷川が好きだったんだってよ。」

美月「それで、殺したの??裕輔を。」

太陽「そ。」

美月「理解できない。それとさ。私をナメるのもいい加減にしてよね。」

太陽「は??イミわかんねぇ。」

美月「いつもみたいに美月って呼んだらいいぢゃん。」

太陽「この学校に美月っていう名前のやつ、二人いんの??」

バシっ。

太陽「いってぇ。」

美月「いい加減してよっ!!!私は、長谷川 美月。」

太陽「んなわけ、ねぇだろうがよ??」

美月「何で??」

太陽「長谷川 美月って、違う奴だからに決まってんだろ??」

美月「はぁ??」

わけわかんねぇ。

この女。

長谷川 美月は、お前ぢゃねぇよ。
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