小さな瞳

分かってないなぁ…。

私達はそれから全力で走ってどうにか間に合った…。


「ちょっとトイレ行って来るっ‼‼ごめん‼」
「はぃはーい。」
私は、昨日の気持ちをまだ整理できていないのもあるし、トイレに入ると落ち着くからだ。
廊下を歩いていると、先輩が前から女の人と手を繋いでニコニコしながら歩いてくる。
「やっぱり、彼女居たんだ…」

下を向きながら、なるべく顔を見せないようにしながら、
走ってトイレに向かった。




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