Hなカテキョ様ッ!!
少しの沈黙の後、春樹はめんどくさそうに頭をかくといきなり

「わっ!!」
愛花の耳元で叫んだ。

「ぎゃっ!!」

「大丈夫か??」

愛花は耳を押さえて呟いた。
「はい」

「ったく、おめーはよォ昔っから何かあると喋れなくなるよな」

「そうですか?」

「そうなんだよっ、馬鹿!!」

「うわ、ひどい!!」

「るせ」

愛花は床の違和感に気づき首を傾げて言った。

「気になってたんですけど、なんで春樹君ここにいるんですか?
春樹君のお父さんが行方不明って…」

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