夢の時間
「飯、食べれそうか?」
「・・・食欲ない」

「あんまり食べれないようなら点滴になるけど・・・」
「・・・頑張って食べるよ」

「そぉしてくれ」
「一人にして 寝るから」

そぉ言うと辰巳は察したように部屋を出た

ちょうど廊下でカルテを取りに行って戻ってきた平田と会ったのだろう

会話が聞こえた

「恵理子ちゃんは?」
「診察も服薬もした 少しそっとしておいてやろう」

「そぉだな・・・」

そこまでしか記憶にない

寝入っていた
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