雪に届けて綴る想い
「ちがっ!違うもん…」
語尾が、だんだん弱々しくなっていく。
私、この手がとても好きだ。温かいし、何より優しい。
幸せな気持ちになる。
「大丈夫だから、明日楽しみにしとけよ」
明日…?
「明日って、何かあったっけ?」
不思議で尋ねたら、あっちも、不思議みたいだ。
「あれ?聞いてないの!?」
聞いてない?って、何を?
私は、訳が分からなくなってきていた。
「だから…その…」
「だから?」
「えっと、その…」
「だから、何?」
「だから、えっと、内緒!!」
けち…
結局、教えてもらえなかった。なんで、そこまで頑なに隠そうとするのがわからなくて、何回聞いても内緒といわれるだけだった。
私は、疑問に思いながらも、その日には、問いつめようとしなかった。
語尾が、だんだん弱々しくなっていく。
私、この手がとても好きだ。温かいし、何より優しい。
幸せな気持ちになる。
「大丈夫だから、明日楽しみにしとけよ」
明日…?
「明日って、何かあったっけ?」
不思議で尋ねたら、あっちも、不思議みたいだ。
「あれ?聞いてないの!?」
聞いてない?って、何を?
私は、訳が分からなくなってきていた。
「だから…その…」
「だから?」
「えっと、その…」
「だから、何?」
「だから、えっと、内緒!!」
けち…
結局、教えてもらえなかった。なんで、そこまで頑なに隠そうとするのがわからなくて、何回聞いても内緒といわれるだけだった。
私は、疑問に思いながらも、その日には、問いつめようとしなかった。