勝負
「えっ!?まさか・・・」

「そう。碓氷さんと行けばいいじゃん!あっ!私は、お母さんとペアだから」

「えっ?ちょっと・・・」

訳がわからず、頭がついていけない・・・


「ありがとう、紗奈ちゃん。ちょうど、デートで何処に行こうか考えていたんだよ」

「それは良かったです!あっ!旅行日が一緒なので、お母さんと話されてはどうですか?これからの事について・・・」


「おい!紗奈!!余計なことを言うな!!///でも、よかった・・・お母さんと一緒で・・・」

「お姉ちゃん、勘違いしているよ。確かに、一緒には行くけど別行動だよ。新幹線の座席もバラバラにとったし」

「わざとバラバラにしたんだろ!!!」

「さぁ~どうだか?で、碓氷さん、こういうデートになりますがいいでしょうか?」

「もちろん!ずっと、鮎沢と2人きりでいれるんでしょ?」

「そうですよ。ホテルの部屋も一緒です!」

「ホ、ホテルまで・・・!!」

「それはよかった!ありがとう、紗奈ちゃん!」

「どういたしまして」




私は、放心状態だった。

なんで、碓氷と2人きりなんだよ!!!

心臓が爆発してしまうかもしれない・・・

3日後、どうしよう・・・
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