瑠璃色の見せた奇跡


『こ、ここなの?』


目の前には、ボロボロな廃屋ともつかない小屋が。しかも回りを背の高い雑草に囲まれ、近寄り難い雰囲気。


『あぁ……早く入って!』


マルスに背中を押され、仕方なく扉を開ける。




ギィィィ−−−。




『えっ?!ど、どういうこと?』




小屋の中には、数人の若い男どもがいた。




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