瑠璃色の見せた奇跡
『やはり……産むのは無理なんだろうか……』
シバが呟く。
シバは何よりアイザの事が一番気がかりだった。
子供が出来たなんて知られたら、次こそ何をされるもんかわかったもんじゃない。
百合の身の安全を考えると、ここは素直に子供を……。
『私、イヤよ!この子を産みたい!さっきは建前であんなこと言ったけど……絶対産みたい。』
目に涙をためながら、まだ出ているわけでもない自分のお腹に手を当て、そう零した百合。