小悪魔×俺様
「シカト…する?」

「ん〜…………。行くしかなくない?」

「…やっぱ?」





あたしと葉那は慌てて弘夢と琉くんを追いかけた。






「シカトすればいいのに。」

「いや、担任だし…メンバーがこの4人ってのも気になる。」





同感だよ、葉那。





このクソ忙しい時期に呼び出しって頭おかしいよね。






「先生って昨日フラれたらしいよ。」

「まぢ?」

「じゃあ手ぇ繋ぎながら入ってやる?」

「それウケる。」

「ってかなんでフラれたってわかるの!?」





なんてくだらないことを話ながら職員室に向かった。





「先生〜。来たけど。」

「お、来たか。えっと…館木、小柳、滝、伊藤…全員いるな。」

「いるから来たし。」

「ムカツク生徒だな。」






先生は軽く弘夢を睨んでから話を続けた。






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