ハルカナ約束
「俺が春ちゃんに全部教えてやんの。
キスから…それ以上の事まで。
一から教えて、何度もイカせて。
そして…身も心も俺から離れられないようにしてやんの。
俺しか見えないようにさ」

「テメェ、ざけんなっ」

気付けば俺は裕也を殴ってた。

「裕也、テメーの自己満に春香を使うんじゃねーよ!
あいつはそんな女じゃねーんだ。
簡単に抱くとか言うんじゃねーよ!」

「なんだよ、哉太!
やっぱ…
お前 春ちゃんが好きなんじゃんか!」

今度は裕也が俺を殴る。
こうなったら、どっちも止まらない。

「ちょっとヤメなよ~」
「お前ら喧嘩すんなら、外でやれ」

挙句の果てに、外に放り出された俺たち。
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