屍の孤島
咄嗟に振り向く夕映と奏。

…振り向いた先は暗闇。

彼女達の目には何も見えない。

しかしその暗闇に目が慣れてくるにつれ、ぼんやりと人の輪郭が見えてきた。

「っっ…!」

息を飲み、思わず身構える。

ゾンビが追いついてきて、中にまで侵入してきたのか。

緊張が走る。

だがそこにいたのは…。

「…君達…!」

猟銃片手に安堵の息を漏らす秀一だった。

「あ…!」

奏と夕映にもまた、歓喜の笑顔が浮かぶ。

夕映、奏、秀一。

これで生存者が全員合流できたのだ。

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