Sky Blue-同じ空の下-Ⅱ
しかし、廉たちと過ごすうちにまた目を合わせることができなくなっていった。
病気を知られても、少しずつ嘘を重ねながら「大丈夫だよ」や「平気だよ」って言葉が口癖になる。
慧との再会、廉との関係、桃華さんとのいがみ合い、純とチカとの板挟み、そして病気
全てが鉛のように体にまとわりつき、重みを増す。あのときのことは、一生思い出したくないくらい辛い毎日だった。
東京で過ごしてた私はもういないんだと、慧の知っている私はもういないんだとそう言いながら自分の気持ちも知らぬふりをした。