Sky Blue-同じ空の下-Ⅱ
目が見えなくなることを知ったのは中学校3年間近の冬。
それから少しずつ人と距離を取るようになって、人と目を合わすことを避け始めた。
前を向くときは焦点が合っているのか常に気にして、眼鏡を掛けて病気の自分を隠した。
島へ引っ越すことは直前まで慧とアッコに話さなくて前日になり、軽いノリのように言ったのを今でも覚えている。
アッコが泣いてくれて、慧が余裕面して笑っていた。
私も笑い返す。
島に来てから、1人になり悲観的になっていたのかもしれない。
隠さなくていい開放感
そんなことを期待していた。