超イケメン☆ホストクラブ【番外編】
「それ、私の……」

「ああ、おまえが忘れてったから、持っていってやろうかと思って…」

私たちは気まずさを感じながら、そんなどうでもいいような会話をした。

「ノート……」

「あっ、ああ…」

流星から、ノートを手渡される。

さっさと行けばいいのに、お互いになんだかそこから動けなくて、沈黙が続いた。

「……さっきは、その…悪かったな…」

沈黙を破って、流星が言った。

「いいです…もう…」

さっきあんな会話を聞いてしまったこともあって、何をしゃべったらいいのかわからなかった。
< 35 / 67 >

この作品をシェア

pagetop