君の光を想う







次の日。


俺と柚は佐倉に指定されたファミレスへ到着した。


店内へ足を入れると佐倉は既に席へ来ていた。




佐倉と向かい合わせで俺達は座り、適当に注文した。






「昨日は本当にごめんね」





申し訳なさそうに俺達を真っ直ぐ見て、謝罪を受けた。





「俺達に謝るのは可笑しいだろ、謝れる経緯が分からない」


「そうだよ、なっちゃん!」





二人で必死に弁解するも表情は変わらなく佐倉の心情が読める。

迷惑を掛けた、やっぱり自分を責めている。

迷惑なんて掛けられてないし、安心させてやりたい。





「全部私の所為だからさ、ダメだね、私」





頼んでいた飲み物のストローを掴みながら弱々しい笑みを零している。

口を開こうとするも隣から柚の声がする。





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