君の光を想う
リビングへ着き、暖かな空間へ足を入れるとおじさんが目に入った。
仕事から帰宅したのかソファーに座って寛いでいる。
「おかえり」
この前の事があって。
柚と今こんな状態で申し訳ない気持ちで一杯になった。
おじさんもそんな俺達の様子に気付いていた。
「何だー?喧嘩か?」
「…すいません」
表情を若干歪めて、謝罪を向けるとおばさんと同じ様に笑みを浮かべていた。
「謝るなって。仲直り出来るだろ、お前達なら」
おじさんの笑みの意味は目先に居る柚の様で。
肩に掛かった俺のジャケットを大切そうに握っていた。
おばさんがテーブルへ次々と料理を運んでいる。
それに気付き、柚が手伝いだした。
「春君、隣には連絡入れておいたから夕飯は食べていってね」
お言葉に甘える事にした。
四人で食卓を囲みながら、昔の思い出話や世間話をした。
食べ終えると洗いますと告げたけど、呆気なく拒否られてしまった。