君の光を想う




おばさんと柚が並んで、食器を洗っている。

その背中を見つめているとおばさんが振り向き、俺へ近づいてきた。

廊下の方で手招きを受け、促される儘傍に寄った。





「ごめんね?柚は頑固で意地っ張りな所あるよね、きっと今凄く後悔してると思うんだ」


「春君は考え過ぎる所があるから考えを溜めないで言った方が伝わると思う」


「大丈夫、春君なら出来る。きっと心に届くよ」






おばさんの優しい言葉。


俺の背中を押してくれた。


そんな声に押されて、意を決して柚に話せないかと問い掛けてみた。




話す事になった俺達は柚の部屋へ向かう。

ドアが開き、部屋へ入るも静けさは止む事はない。






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