君の光を想う
空色
日曜日、当日。
こんな事して良いのかと、葛藤した結果。
悪い方向を考えるとやっぱり居ても立ってもいられなく、
──…行く事にした。
待ち合わせの遊園地、駐車場の木の影にたたずむ。
バレる訳にもいかない為、深々と帽子を被った。
暫く待つと、一人の怪しい女がこっちを見ている事に気付いた。
長い髪、帽子を被り、サングラスを掛けている。
怪しいが、まさかと思った。
徐々に近寄ってくると笑い掛けられた。