君の光を想う




「お待たせ!」


「……お前さ、余計怪しくないか?」


「あんたは甘過ぎ!顔見知りなんだから」


「それ、ヅラか?」





普段は肩より少し短いくらいの髪の佐倉。

私服な事から、全くの別人に見える。

女って、怖ぇ…




「ウィッグと言って、柚はまだ?」





木の影からコソコソと見張る俺達。






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