背番号1のエース



だぁーーっ!


そうだあたしセンパイと電話してたんだったーっ!



言ってしまった言ってしまった!

センパイに好きだと言ってしまったーぁ



ズバァッとベットから体を飛び起こす。

上半身だけだけども。


これで、天井に頭ぶつけたとかなればオモシロイんだろうけども。




…って!


ちっがーぁうっ!



あたしは今、絶体絶命のピンチに立たされてるんだよ!


センパイに告白してしまったんだよ?!



知り合って4ヶ月。


それもっ!

まともに話すようになってまだ2日目。



だぁーーっ!


それなのに告ってしまったーっ!



『神崎。俺も…』

ぎぃやぁああーーっ!




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