先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~



私のいた中学校はいつも騒がしかった。

話しているのは当たり前って感じだった。

だけど静かな事が当たり前なのに…。


だから今何故かすごく幸せな気分になっている…。


多分今顔がニヤついていて他人から見れば相当気持ちが悪いと思う。


「ど、どうしたの!?」


ビックリした様に高峰君に問われる。


『え…何が…??』


「美空ちゃん…一人でニヤついてたから……。」


…見られてたんだ……。


『…あはは…。ご…誤解しないでね!変な意味で笑ってたんじゃないからね!!』


「う…ん。分かった。」


苦笑いで相槌を打つ高峰君。


……絶対に…信じてないなぁ…。

でも…大丈夫だと思う。

そこまで気にしてないみたいだし!


そして今日の一日終了のチャイムが流れる。


あっ椎榎と帰るんだ!

楽しみー!








< 17 / 99 >

この作品をシェア

pagetop