7つ真珠の首飾り
海鳥たちのあまりの多さに海面にはさざなみが立った。

白い軍団は一様に太陽の方へ向き、争うように飛んでゆく。


白いはばたきの隙間からは朝陽が漏れていた。
きらきらと輝いてから、零れる光はゆっくりと降っていく。

輝きを失いながら砂の上に落ちていく光を目で追っていると――


その先にわたしが見たのは

鮮やかな色彩のカタマリだった。



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