ブラックホール〜俺様最強キング〜Ⅲ【完結編】
侠也は無理に笑顔を見せながら椅子に腰をおろした。





「………ごめん、ほんとごめん。ごめん…ごめん」





謝ってると涙が流れてきた。



侠也は無言のままあたしの頭を撫でてくれてる。



侠也に抱きしめられたいのにできないってすごくもどかしい。





「…ごめん、ごめん……ごめんね?」


「謝ってんじゃねぇよ。謝るようなことなんか何もねぇだろ」


「でも……」






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