もう一度、名前を呼んで。【完結】
送ってなんてくれなくてもいいのに。
そう思ったけど、笑みを浮かべた理流をみると、まあいっかと思った。
ガラガラッ
あたしが教室のドアをあけると
その瞬間。
シーーン――――
騒がしかった教室がいきなり静かになった。
なんでだろう?
あたしは、一人がジッとこちらを見ているのに気づいた。
あたしかな?
と思ったけど、少し視線が外れてる。
その視線の先には……
けだるそうに立っている理流。