もう一度、名前を呼んで。【完結】




ギュッ………



「「藍那っ!?」」







「ねぇ悠唏…止めよう?」


「あ…いな……。」


「ん?どうしたの?」




悠唏は掴んでいた倉本をバサッと落とした。


それを、僚が抱える。




「あいな……?」


「ん?あたしだよ?」




ギュウ…ッ……



悠唏に抱き着いていたあたしを、しっかりと意識が戻った悠唏が抱きしめた。




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