もう一度、名前を呼んで。【完結】



「幹部は全員倉庫に帰る。」


そう言って次にあたしの頭にポン、と手をおく。



「藍那は啓司んとこにいてくれ。」




え……………

あたし、仲間外れ?



あたしはちょっとショックを受けた。



なんで?

あたしは聞いちゃいけない様なことでも話すの?

いつも一緒にいるのに…




「藍那ちゃんは倉庫じゃないの?」



僚も、戸惑ったように悠唏に尋ねた。

悠唏はそれに「ああ、」と答えた。



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