届かない想い…生きて。
……………
この小さな小部屋には、悠華とアタシの2人だけが残った。
「涼先生はごまかしてるだけでしょ?ねぇ、捺紀…?」
悠華は制服の胸ポケットから、ライターとタバコを取り出した。
タバコに火をつけると、近くにあった机にだらしない格好をしながら座った。
「悠華ってタバコ吸うんだ……。」
「っるさいなーーーーー!!無視しないでよ!アンタ、理解する脳と耳あるの??」
悠華はイライラしながら、アタシにたくさん問いかけてくる。