駆け引き×スクープ2~雪月鬼~





「ふぁ……」




朝、私は欠伸をしながら栗塚さん達の部屋の前に立っていた。




ーガチャ




「ごめん…お待たせ」




栗塚さんがドアを開けて出てきた。




あれ?
眼鏡掛けてる。




「おはよーございますー」



「…んー……ぉは、ょ……」




途切れ途切れな言葉




「栗塚さん…眠い?」



「んーん……へいきー‥」




くぁ、と欠伸。




嘘だ!!
低血圧街道まっしぐらだ!!




初めて見たな!!









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