君を想うと~Special event~
アイツの宝物を手に取って、キョロキョロと辺りを見回していると。




「キャー!!落ちるっ!!!!!」





向こうからは一際大きな悲鳴が聞こえてきた。







まさか……っ!!!!!!!!








イヤな予感がする。








人混みを無理やり掻き分けながら、ツリーの真下に進んで行くと。






「ボクッ!!もう降りてきなさいっ!!」



「ヤダッ!!」








クリスマスツリーのほぼ真ん中の高さの所で。
職員の男の人と押し問答をする仁の姿を見つけてしまった。





< 38 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop