君を想うと~Special event~
クリスマスイブに祈ったお願い事“高宮を俺だけのものにできますように”。




イブの見せた夢の中の高宮は…2人+1のコブつきで

決して俺だけのモノではなかったけれど。








幸せだった。











あの全部が高宮がくれたモノなんだと思うと…、高宮が愛しくて仕方ない。





自分でも呆れてしまうけど。

俺はキミじゃなきゃダメなんだ。






「愛してるよ、高宮」




そう言って。

俺は高宮に深くて甘いキスをした。










仁、待ってて?

もう少ししたらオマエを迎えに行くから。





その時までは…

俺に高宮を独占させろ。








高宮の出す甘い吐息。

コレだけは誰にも渡さないと

手の中に握りしめられた小さなトリケラトプスに、固く誓った。







【Fin】









< 65 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop