黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】
「「ねぇ鈴ちゃん。」」
双子が話しかけてきた。
『ん?』
「僕たちも…。」
「友達じゃないの…?」
『………うん。』
そう言うと、泣きそうな顔になる双子。
友達だ、と言えたらどんなに楽だろう。
「まあ人には事情があるからなぁ……しゃあないと思うで?」
「………いつか…友達……。」
暁人と尚哉がそう言った。
双子もその言葉に頷く。
みんな……優しいな。
ほんと……
「おい鈴。俺のモノになれって。」
『だからムリだって。』
ほんと、コイツ以外は。