黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】
「なんでー。」
「惚れたのー?」
『あ、それ私も聞きたい。』
二年前に惚れた、って言われたから、私がこの街に来てすぐじゃん。
なんかあったかな。
「ああ、それはーー…。」
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荒れていたんだ。あの頃。
仲がいいと思っていた俺の家族。
あまりにあっさり壊れたから、ひどく傷ついた。
―――ドカッ!
「ぐはっ…!!」
「ハッ。弱ぇな。」
ただ、喧嘩することで忘れたかった。