３ヵ月

声かけられ、車で海に行ったこと。
「えっ！それってナンパじゃん。」
千花は驚いていた。
「何歳？何処の人？」
その問いに答えたら、
「まじで？！いいなー年上。でもさ、何かされなかった？」
「いやいや、いいなーって彼氏いるじゃん。何かって？」
「襲われたりとか。まぁ、彼氏いるけどさ。年上ってのが羨ましくなっただけ。」
「あーされなかったよ。」
「よかったね。何も無くて。気を付けた方がいいよ。」

私はうそをついた。だって本当のことを言ったら、身体目的とか、遊ばれるとか、千花なら絶対心配しちゃうなって思ったから。千花じゃなくても女なら誰でも心配するかもしれないけど。

「その人とは付き合うの？」
「ん～どうだろうね？でも、私はそうなってもいいと思ってるよ。」
「へ～、舞ちゃんに恋の季節到来だね。おめでとー。その人が彼氏になったらさ、皆で遊ぼうよ。」
「その時はね。」