３ヵ月
車から降り、中に入り、メニューを見ながら話しはじめた。
「あたしここ一回来てみたかったんだよね。今度みんなで来ようねって話してたんだ。」
「へー俺も最近、友達何人かと来てさ。量が結構多いんだよね。」
「じゃあ、いっぱい食べようっと。」
「何だそれ？無理しなくていいよ(笑)」
何故か私達には笑いが絶えなかった。
食事中も、今日何時に起きた？とか昨日の夜何してた？とかどうでもいいような話だったり、大ちゃんの高校時代の話だったり、仕事の話だったり。いろいろ話してくれた。

ご飯も食べ終わり、また車へ乗り込んだ。
「よし、ドライブでも行くか。」
大ちゃんの運転でドライブが始まった。

車の中では洋楽が流れている。それを聞きながら話し始まった。
「今日で会うの二回目だけどさ、初めて会った日覚えてる？」
「覚えてるよ。あそこで声かけられて、この車に乗って、海に行った。」
この後は言わなかった。わざと言わなかったのに、
「そして？」と大ちゃんは突っ込んできた。
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表紙・目次

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