御退散
酒呑童子:悪路王に!?しかし、ヤツは東北にいるだろう

茨木童子:ですから、源頼光などという輩を東北に向かわせます。

玉藻前:どうやるのかえ!?

茨木童子:大天狗殿にかかれば容易いことでしょう。

大天狗:確かに・・・拙僧のこの大羽扇があればたやすくござる

酒呑童子:なるほど・・・

茨木童子:東北から京までには、我らに服従する鬼や妖怪があまたいます。コレからがヤツらの地獄の始まりです。

酒呑童子:おもしろい・・・ぬわっはっはっはっはっ!!


謎のベールに包まれた妖鬼一族。そして、大天狗が持つ大羽扇とは一体!?
次回「目玉をおくれ 『目玉しゃぶり』」にご期待下さい
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