《実話》道〜私がつけた足跡〜
夢咲の中で写真はカラー。

そして小さな手だけど両手に納まる大きさ。

キョトンとした顔でパパを見つめていると、優しく囁いた。

「あれは夢咲のママやで。」

少し切なげで、そして哀しげで…

複雑な表情を浮かべ夢咲と『ママ』とを交互に見つめる。

あれがママ…?

夢咲の中で浮かぶ疑問は一つや二つじゃない。

次から次へと小さい脳みそに浮かんでは消えていく。

どんなに考えてもわからない。

「なんで動かへんの?」

一気に積もった疑問を一言で片付ける。

「ママはもういないんや。

…死んでしもうたからな…」

パパはすごく悲しい表情で『ママ』見つめている。
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