《実話》道〜私がつけた足跡〜
『ママ』がママと感じるまでは、これっぽっちの淋しさも悲しさもなかった。

なのに、ママと感じると溢れる思いは淋しさや悲しさだけ…

器には盛りきれないほどの感情が溢れ出す。

悲しくて淋しくて…

この日ばかりはパパではなくママを求めた。

パパの大きな胸の中で、ただひたすらにママを求め続けた。

そんな夢咲の頭を、パパは大きな手で、優しくずっと撫で続ける。

心地よい優しさに心が和まされ、眠りへと誘われる。

ママを求めながら、パパの胸の中で深い眠りに堕ちる。
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