《実話》道〜私がつけた足跡〜
『児童の館』には数えきれない規則がある。

決められた起床時間

決められた朝食時間

決められた登校時間

決められた下校時間

決められた勉強時間

決められた遊び時間

決められた夕食時間

決められた入浴時間

決められた就寝時間

軽く挙げただけでこんなにもたくさんある。

だけど、夢咲にはどれも初めてのことで、心をワクワクさせていた。

『幼児の館』にも規則はいっぱいあった。

だけど、自由気ままな子供には規則はあってないに等しい。

自分のベッドがある事。

自分だけの机がある事。

自分だけの…

それが何よりも嬉しかった。

夢咲という存在が『此処』では認められている気がして…
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