《実話》道〜私がつけた足跡〜
だけど、それは夢咲の思い込みにしか過ぎなかった。
入学式を終えた夢咲は、緩みっぱなしの顔で、先生と手を繋ぎ『家』に戻った。
そして空いてる下駄箱へと靴を投げ入れる。
自分の机の前に座り、もらったばかりの真新しい教科書やノートを笑顔で眺める。
これからを期待しながら引き出しへとしまっていると、ドカドカと足音を立て潤君が大広間へとやってきた。
「お前何人んとこに靴入れとんねん。」
荒い声に夢咲の体は一気に凍りつく。
後ろを振り返らなくても誰に言っているかわかる。
この部屋には今、夢咲しかいない。
恐る恐る潤君のいる方へ視線を向ける。
入学式を終えた夢咲は、緩みっぱなしの顔で、先生と手を繋ぎ『家』に戻った。
そして空いてる下駄箱へと靴を投げ入れる。
自分の机の前に座り、もらったばかりの真新しい教科書やノートを笑顔で眺める。
これからを期待しながら引き出しへとしまっていると、ドカドカと足音を立て潤君が大広間へとやってきた。
「お前何人んとこに靴入れとんねん。」
荒い声に夢咲の体は一気に凍りつく。
後ろを振り返らなくても誰に言っているかわかる。
この部屋には今、夢咲しかいない。
恐る恐る潤君のいる方へ視線を向ける。