いつかのMerry Xmas
酔ってないと、会話もスムーズだ。
「うっそー。
こんなときまで打合せしてるんですか?
本当、先輩たちのバンドって真面目ですよね、感心しますっ」
いつの間にかやってきたさやちゃんが、興奮気味にそう言った。
「そう~?
でも、一番人気はやっぱり、イチ――怜一郎のバンドじゃない?」
「あの黄色い歓声は、うちのバンドじゃ引き出せないな」
伊勢も、冷静にそう言った。
イチローのバンドは、メンバー皆に華がある。メンバー全員昔からバンドを組んでいたこともあり、技術力も高かった。
それは承知の上で、うちのバンドは堅実に練習に取り組んで、三年間でここまで来た。
同情票があるにせよ、トリが取れるくらいに。
「うっそー。
こんなときまで打合せしてるんですか?
本当、先輩たちのバンドって真面目ですよね、感心しますっ」
いつの間にかやってきたさやちゃんが、興奮気味にそう言った。
「そう~?
でも、一番人気はやっぱり、イチ――怜一郎のバンドじゃない?」
「あの黄色い歓声は、うちのバンドじゃ引き出せないな」
伊勢も、冷静にそう言った。
イチローのバンドは、メンバー皆に華がある。メンバー全員昔からバンドを組んでいたこともあり、技術力も高かった。
それは承知の上で、うちのバンドは堅実に練習に取り組んで、三年間でここまで来た。
同情票があるにせよ、トリが取れるくらいに。