いつかのMerry Xmas
「そんなことないですよ。
 伊勢先輩大人気ですよ」

くすりと伊勢は笑う。

「だといいんだけどな。
 ありがと、さやちゃん。じゃ、俺、テツトのところに行ってくるからごゆっくり」

言うと、伊勢は去っていった。

「ミュー先輩は、怜先輩と飲まないんですか?」

「だって、アイツいつも皆に囲まれてるじゃん。
 わざわざ引っ張り出して一緒に飲むの、面倒じゃない?」

「本当に彼女じゃないんですか?」

「あれ?
 彼女はまどかちゃんよ。知らない? うちのサークルの一年生。ふわりとしたヘアスタイルの、キーボードの子」
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