ひざまくらの後は?
この場所は、なんて安心するんでしょう。

強張っていた気持ちが緩んでいく。


いつも、いつも。

私を守ってくれるこの腕が本当に大切で。



「もしもこの先、智くんがいなくなる事があった時は、私のことを側に置いてほしいです。あなたと一緒に私も死にます」





ーーーーこの人が私を必要としてくれるのなら、私はなんだってできるのです。



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