今日も地球の上では☆1
俺が再び頭を撫でてあげると、ミューは益々嬉しそうに笑った。

そして。



「流くん……私の初めての彼氏になって下さい!」



その笑顔で、そのセリフって……反則だよ、ミュー。

ああ、俺って、やっぱりミューが好き。



「喜んで! 『伝説のプリンセス』の初カレに、ならせて頂きます」

「もう、その呼び方、止めてよ~」



いつものように、『ぷうっ』と頬を膨らませるミューも、なんだか違って見える気がする。



「ミュー、好きだよ」

俺が改めてそう言うと……。



「流くん、好きだよ」

ミューも笑顔でそう言った。



こうして俺達は、曖昧な関係ではなく、恋人同士になったんだ。


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