Clover



「これから会わない?だって!さっそくおさそいのメール来たじゃん!行くんでしょ?」



『え?どうしよ。』



「あたしは1人でも帰れるし、行ってきなよ!」



そう言うと、背中を強く押された。


優実は笑顔で手を振っている。



私は携帯を握りしめ、和樹君のもとへと急いだ。

ちゃんと昨日借りた服も持って。



そして和樹君の家に着き、チャイムを鳴らすと奥から私の好きな声で「はーい」と聞こえた。


しばらくし、玄関が開き和樹君が出てきた。
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