‡いとしきみ‡
『…これキナちゃんに似合いそう』
どんだけ未練がましいんだよ、と自分で自分にツッコミ入れてたら、
「ソレ気になる?」
と、また店員の兄ちゃんに話し掛けられた。
「あ…はぁ…」
曖昧に答えると、
「これね、一見四つ葉のクローバーっぽいでしょ。でもよく見ると、ハートが連なってるんだ。これは僕が作った物じゃないんだけど、気に入ったから置いてるんだ」
と爽やかな笑顔で言われた。
流石に男の俺がこんなの付けても似合わない。
俺の趣味でも無いし。
「…彼女にあげたら喜ぶんじゃないかな?」
どんだけ未練がましいんだよ、と自分で自分にツッコミ入れてたら、
「ソレ気になる?」
と、また店員の兄ちゃんに話し掛けられた。
「あ…はぁ…」
曖昧に答えると、
「これね、一見四つ葉のクローバーっぽいでしょ。でもよく見ると、ハートが連なってるんだ。これは僕が作った物じゃないんだけど、気に入ったから置いてるんだ」
と爽やかな笑顔で言われた。
流石に男の俺がこんなの付けても似合わない。
俺の趣味でも無いし。
「…彼女にあげたら喜ぶんじゃないかな?」