金木犀〜恋の香り〜

由嘉が教えてくれたんだ。


由嘉にまた会っていなければ、


俺はずっと昔の俺だったのかもしれない…。


ありがとう、
そしてごめんな。


由嘉とまた出会えた事に、こんなにも意味があるのなら。


俺は南と…
また…出会おう。


そして

新しい道を切り開くんだ。

俺はがむしゃらに走った。

走って走って…


いままでの俺に、さよならを告げるんだ。
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