シルバーウルフ -Is this love?-
「ゆ……、ゆ……、裕慈……」
俺の名を呼んだ。



そして



「なにをするの!!」

女らしいヒステリックな絶叫だった。



「なに??その髪の毛の色は!!」

その時、俺はなんのことだか分からなかった。









結局、俺はそのまま、神父の妻を始末した。




包丁を取り上げられて

腕を斬りつけられたが

痛みはなく傷口が勝手に塞がったのには驚いた。

俺よりも驚いていたのは神父の妻だった。






「裕慈……、あなた、まさか、あの人に…………、」

これが最後の言葉になった。






次の日、神父の妻は、農園の横の穴に埋められた。





俺以外、施設のみんなは泣いていた。





とりわけ、ズウタイがデカイくせして、裕太は泣き虫を爆発させていた。





誰も俺の髪の色が銀色に染まったことに触れる余裕がなかった。





そして……



その日の夜から、神父の横のベッドは



洋子のモノになった。









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