残像




「そろそろ行きますよ。」



声の主はリリアという天使。




あたしも、これから天使になる。





亜美「はい・・。」




みんな、ありがとう。





亜美「さようなら・・・」





あたしは、そうつぶやくと、リリアの後をついて行った。







どれくらい経っただろうか。




リリアが急に立ち止まった。




リリア「ここからは一人でお願いします。」




パチン!





リリアが指をならすのと同時に、大きな扉が現れた。





あたしが扉の前まで行くと、扉は勝手に開いてくれた。




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