学園恋愛★

出会い [翔side]

「ねぇ?どこ中??」
「彼女いるのぉ~!?」
「う~んと、北中。彼女は・・・秘密♪」


俺は今なぜか女子にかこまれている。

ああ~、うざったい。

なんでこんなにギャーギャー騒ぐことができるんだろ。


「俺も北中だよ♪」
「そーなんですかぁ!!かっこいいですねぇ~/////」


隣にいる友達の【本田愁夜(ほんだしゅうや)】は女子と仲良くしゃべってるけど・・・。

俺には理解できない・・・。なんで、こんなに女がよってきていやにならないのかが。

女子としゃべってるのがめんどくさくなったので、目をそらし辺りを見回してみた。

すると、こっちを向いていた一人の女と目があった。

すると、そいつは顔を真っ赤っ赤にして伏せてしまった。

なんだ、こいつもこの女たちと同じか・・・そう思っているうちにあることに気がついた。

あの女の顔の口元のほくろ、どっかでみたような・・・・。

とか、考えるのもめんどくさいので、さっさと女たちの輪からぬけだして、入学式が行われる体育館へむかった・・・。

やっぱ、あの女どっかで・・・。

俺はあの女の顔がなんでか忘れられなかった。
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